近年、若者の間で流行っている「Tik Tok」
最近ではCMや路上を走る広告トラックなども見かけますよね。
「Tik Tok」は中国の企業が開発したアプリで、2016年9月にリリースされました。
主にアジア圏の若者の間で流行しており、今後は米国などでも流行る兆しがあります。
なぜ若者はTik Tokにハマるのか
Tik Tokは少し操作が難しいこともあり、柔軟に対応が出来る若者に流行っています。
また、若者しかいないことで、同世代の流行をいち早くキャッチできるというメリットもあるようです。
「ティックトッカー」という単語も生まれるくらい、今となってはTik Tokの中から有名になる人も出てきています。
そして、一番のハマる理由としては「テンプレート」が用意されているところです。
投稿するにあたって、自分でネタを考えるという手間が省けますし、
友人同士でフォローし合ったり、撮影をし合ったり、コミュニティーの広がりやすいアプリといえます。
TwitterやInstagramとの違いは
TwitterやInstagramよりも遅れてリリースされたTik Tok。
しかし、今やTwitterやInstagramと並ぶくらいユーザーが増加しています。
Twitterといえば、140文字以内のテキストを投稿する、テキストメインのイメージがありますよね。
もちろん、画像や動画を載せることも可能ですが、テキストをメインに投稿している人が多い印象があります。
テキストメインで、操作も簡単なことから、年齢層の高いユーザーもいるのがTwitterの特徴です。
そして、Instagramでは「インスタグラマー」「インスタ映え」という単語が生まれるくらい
写真やいいねの数をメインに投稿している人が多い印象があります。
それぞれ、いかにフォロワーを増やすか、というところが重要視されているように思います。
しかし、Tik Tokでは完全に動画がメインで、テンプレートもあるため、
誰でも気軽に投稿することができます。
もちろん、「ティックトッカー」という単語が生まれるくらいですから、
フォロワーを増やすために投稿しているユーザーもいますが、
学生など、身内で楽しむためにやっているユーザーが多い傾向にあります。
また、若者の間では「Twitterのように、年齢層の高いユーザーが少ないのが良い」という意見もあります。
やはり「若者だけの空間」というものが、気軽に投稿でき、楽しめるポイントなのかもしれませんね。
以前流行ったVineと似通っている?
みなさん、以前に流行った6秒間の動画がループされるVineというアプリをご存知でしょうか?
2012年6月に設立され、リリース前にTwitter社に買収されました。
そして2017年1月にサービスが終了しました。
このVineというアプリも、その当時の若者の間で流行し、
Vineでもフォロワーがとても多く、有名になり芸能活動を始めるユーザーも生まれました。
今回登場したTik Tokととても似ている部分があり、やはり短編動画を投稿するアプリは
若者に刺さりやすく、流行しやすいようです。
今後のTik Tok
Tik Tokは今まで様々な企業から投資を受け、今後も流行が続くと思われます。
2018年にはソフトバンクや米国の企業など、たくさんの企業から新たに投資を受けています。
広告展開や、フォロワー数の多いユーザーなどの活躍が今後も期待されます。
また、アジア圏のみならず、米国でも流行し、ハリウッド俳優なども利用し始めると
更に今よりもユーザーが増え、どんどん成長していくのではないでしょうか。
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