SNSを広告として運用する方法

自分のサービスや商品を宣伝するために、SNSを利用することはとても効果的です。

日本国内ではSNSユーザーは8400万人を超え、多くの人が日常的にSNSを利用しています。
ですから、自分の商品のターゲットが使っているSNSを広告として利用することで、消費者にとっても違和感なく情報を受け取ってもらうことができるのです。

この記事ではSNSを広告として利用することのメリットと、それぞれのSNSの特徴、さらにSNS広告の出し方を紹介します。

SNS広告はあなたの商品とマッチするサービスを使うことで広告費を最小限におさえながらも、たくさんの人に情報を伝えられる可能性があります。
ぜひこの記事を参考にして取り組んでみてください。

SNSに広告を出すメリット

SNS広告とは、SNSを利用して自社のサービスや商品を宣伝することです。
SNSのサービスによって表示形態は異なりますが、多くは利用者にとって自然な形で表示される形をとっており、潜在的なターゲットにも情報を届けやすいことが特徴です。

広告として利用する目的は、主に商品認知の拡大と、根強いファン作りになるでしょう。
もしもこの2つの狙いがあって宣伝に力を入れようと考えているのであれば、SNSを広告に使うことがとても効果的です。

SNSに広告を出すことのメリットは2つです。

・ターゲットに狙いを定めることができる
・潜在的顧客に情報を届ける

ひとつずつ理由を紹介します。

ターゲットに狙いを定めることができる

SNS登録者は最初にプロフィールの設定を行います。
性別や年齢、住んでいる地域や好きなもの等が明確になっている場合が多いため、ターゲティングが非常にしやすいです。

街中の広告やポスティングなどではターゲットを狙って広告を打つことはできません。
しかしSNSをうまく使えば、あらかじめ商品が役に立ちそうな人、好きになってくれそうな人に絞って宣伝できるため、非常に効率がいいと言えるでしょう。

また同じようなユーザー同士で大きなつながりができていることもあります。
もし一人のユーザーが気に入って拡散した場合に、同じように気に入ってくれる可能性の高いユーザーにも届けられるのです。

潜在的顧客に情報を届ける

狙ったターゲットに宣伝するだけではなく、潜在的な顧客に商品を知ってもらうことができるのもSNS広告の特徴です。

SNS広告に対して、LP(ランディングページ)や自社HPを使った検索連動型の広告は、その商品についてある程度知識がある消費者に届きます。
しかしSNSの媒体を通すことで、商品自体を知らない、または自分が求めていることに気付いていなかった消費者にも知ってもらう可能性が高まります。

拡散力の高いSNSを利用すれば、思っている以上にたくさんの人に広告を見てもらえる場合もあります。自分の商品にあった媒体を選び、効率的に宣伝に活用しましょう。

SNSの特徴

この記事では
・Instagram
・Twitter
の2つのサービスの特徴を紹介します。

どちらも運用するだけであれば無料で始めることができます。
広告費をかけて宣伝することも可能ですので、効果があると感じたらぜひ利用しましょう。

Instagram広告の特徴

Instagramは写真がメインのSNSです。
男女比は2:3とやや女性の方が多くなっており、10代から30代の利用者が多いことが特徴です。

インスタ映えという言葉が流行ったように、見た目がおしゃれな投稿が注目されます。
視覚的に訴求できるサービスはInstagramで宣伝すると良いでしょう。

広告費をかけて宣伝する場合は

  • ・ストーリーズ
  • ・タイムライン上
  • ・検索ページのおすすめ欄

に表示することができます。

どれも広告らしさが少なく、自然とユーザーの目にとまるデザインです。

広告のターゲティングはFacebookのツールを介して行うことになります。
Facebookは実名での登録が多く、ターゲティングの精度も期待できます。

Twitter広告の特徴

TwitterはテキストがメインのSNSです。
男女比は1:1となっており、10代から30代の利用者が多いことが特徴です。

Twitterはリツイート機能により、どのSNSよりも拡散力が高いサービスです。
情報の流動性が早く、長く広告効果を期待することは難しいですが、うまくバズらせることができれば商品の認知を大きく広げることができます。

広告費をかけて宣伝する場合は

  • ・タイムライン上
  • ・検索画面のおすすめユーザー
  • ・検索画面のおすすめキーワード

に表示することができます。

こちらも自然に目に入るデザインです。

ターゲティングはユーザーの情報だけではなく、キーワードからも行うことができます。
特定の悩みや趣味を持っているユーザーもターゲットに含めることができるので、その辺りが明確な場合はターゲティングもしやすいでしょう。

SNS広告を使って効率よく宣伝しましょう

今やSNSでの宣伝はなくてはならないものとなっております。
多くの人にあなたの商品を知ってもらうためにも、この記事を参考にしながらSNSを運用してみてください。