中国版ツイッターと言われる、weibo (ウェイボー)とは?

みなさんはweibo(ウェイボー)という言葉を聞いたことがありますか?

weibo(ウェイボー)とは本来は微博と表記します。

簡単に言うと、主に中国で流行している所謂ツイッターのようなサービスです。

今回はそのweibo(ウェイボー)についてご紹介していきます。

なぜTwitterではなくweibo(ウェイボー)を利用するのか

日本では、TwitterやLINE、FacebookやInstagramなど様々なSNSが存在し、

色んな人と連絡を取り合ったり、自分の好きなようにSNSを利用することができますよね。

しかし、中国では政府がインターネット規制をしているため、こういったSNSを利用することができないのです。

なぜかというと、中国政府により、中国政府に対して有害な情報を国民が知ることのないよう

グレイトファイヤーフォール(金盾)と呼ばれるインターネット規制がされているのです。

ですので、中国の方はTwitterやInstagramをやりたくでもできず、

weibo(ウェイボー)というTwitterの機能により近い、中国独自のSNSを利用しています。

weibo(ウェイボー)のアカウントを持っている日本の著名人など

weibo(ウェイボー)というSNSをご存知なかった方や、

知っていたけれども誰がアカウントを持っているのか知らないという方に向けて

weibo(ウェイボー)のアカウントを持っている日本の著名人や企業をざっとご紹介いたします。

AKB48、EXILE、水原希子、浜崎あゆみ、赤西仁、小栗旬、きゃりーぱみゅぱみゅ、くまもん、

福山雅治、三浦春馬、佐藤健、山下智久、Canon、JR九州、アサヒビール、オムロン、花王、しまむらなどなど。

ここには掲載されていないアカウントももちろんたくさんあります。

日本の有名人や企業などは、こういった中国のインターネット規制を超えて中国の方に情報を発信するため、TwitterやInstagramとはまた別で、weibo(ウェイボー)アカウントを作成しています。

その中でも最近話題なのが、山下智久さんのweibo(ウェイボー)アカウントです。

山下智久さんはジャニーズ事務所に所属しているアーティスト・俳優さんです。

みなさんもご存知の通り、ジャニーズ事務所は若いメンバーが所属していることもあり、

規定が厳しく、基本的に所属しているジャニーズがSNSをやることを禁止しています。

しかし、最近その禁止を破りSNSを始めたのが山下智久さんなのです。

ジャニーズ事務所初のweibo(ウェイボー)アカウントを開設した山下智久さんですが、

その内容は、現在撮影中のドラマの宣伝や、自撮りなど多岐に渡っています。

ジャニーズ事務所に所属しているメンバーが期間限定ではないSNSを開設したのは今回初だったこともあり、

中国のファンからも日本のファンからも歓喜の声が寄せられ、

2019年2月現在ではweibo(ウェイボー)上でのフォロワーが92万人を突破しています。

中国ではweibo(ウェイボー)とWeChat(ウィーチャット)が主なSNS

中国では先ほど記述した通り、インターネットの規制がかなり厳しいため、

今回ご紹介したweibo(ウェイボー)とWeChat(ウィーチャット)の2つが中国の方々のSNSを主に支えているようです。

また、韓国の方はカカオトークというLINEのようなチャットを主に使用していたり、

アメリカではWhatsApp(ワッツアップ)というTwitterのようなSNSを使用している人が多かったり、

国によってSNSの風潮が変わってくるのがとても面白いですよね。

やはり国民性によって、合う合わないがあるのでしょうか?

日本では、LINEで友人をやり取りして、Instagramで写真を投稿して、

Twitterで呟くという文化が浸透してきていますが、たまには海外独自のSNS文化に触れてみるのも良いのではないでしょうか?