【炎上してからじゃ遅い!】SNS炎上の定義と対処法3ステップ

スマートフォンが普及しIT社会になった今、ソーシャルネットワーキングサービスではさまざまな問題が浮かび上がっています。その中でも最も恐ろしいのが、【炎上】です。
一度炎上してしまうと取り返しのつかないことになることもあります。今回はそういう事態に陥ってしまった場合の対処法をご紹介します。

罪に問われるケースも・・・SNSにおける炎上の定義とは

SNSにおける炎上とは、問題のある投稿を行い、爆発的な拡散が行われ注目が集まることです。例えばコンビニエンスストアのアイスケースの中に入り込んだ写真を投稿し、数万件のリツイートが起こった現象などがこれに該当します。Twitter上でこのような行為をすると、「バカッター」と呼ばれてしまい以下のようなリスクを負うことになります。

ひとつ目は本人の特定です。インターネット上には特定班という謎のスペシャリストが存在します。
彼らは問題のある投稿を発見し次第、投稿者が誰でどこに住んでいて(学生ならどこの学校)など個人情報を探して公表・通報します。これにより本人は退学処分や停学処分などの処分が下ってしまうこともあるようです。

ふたつ目は罪に問われる可能性があるという点です。先の例で表すと、店のショーケースの中に入る目的でコンビニエンスストアに立ち寄ったとみられますので建造物侵入罪が適用されますし、店の業務を妨害した場合は威力業務妨害罪などに問われるケースも少なくありません。

このようにSNSで炎上してしまうとひとりに迷惑をかけるわけではなく、その会社全体に迷惑をかけてしまう結果になってしまうので要注意です。

まずは落ち着きましょう!!SNSで炎上した時の対処法3つ!


まず第一に、SNS上に投稿した内容が燃え上がってしまった場合は落ち着きましょう。焦って火消しに走ってしまうとかえって逆効果になってしまう恐れがあります。早く火消ししたい気持ちも分かりますが、まずは冷静になりましょう。これ、結構大事です。

2点目は「すぐに削除しない」ことです。問題のある投稿をすぐに削除するとユーザーは「ごまかしている」と捉えてしまい、スクリーンショットなどでさらに拡散を加速させてしまう恐れがあります。早め早めの対応は求められますが、すぐに削除してしまってはかえって疑いを深めてしまうばかりです。

最後はしっかりと謝罪しましょう。なぜこのような投稿をしてしまったのかという理由と謝罪の一文を入れて投稿しましょう。燃え上がってしまった原因のツイートを引用する形で謝罪すると印象も変わってくるでしょう。
また企業のSNSアカウントが炎上してしまった場合は、コーポレートサイトなどの公式なサイトで謝罪をする、またプレスリリースを流すのも手です。

誠意をもった対応でSNS炎上の拡大を防ぐ

これが炎上してしまった場合の適切な対処法です。言い訳や反論をしてしまうと余計に混乱してしまいますので、余計なことは口出しせずにやり過ごすことが求められます。また対処を誤ってしまうと、再度燃え上がってしまうことも考えられます。適切な対処法に従って対応するようにしましょう。

当然ですが、インターネット上での発言には責任が伴います。匿名性を利用すると何をしても良いというわけではありませんので、その点だけ注意しておきましょう。