Twitter (ツイッター )の今までとこれからを考察

みなさんはSNSと聞いてなにを思い浮かべますか?

Instagram、Twitter、Facebookなどなど、様々なSNSが存在していますよね。

Twitterといえば、現在では数多くの人が利用しているSNSですよね。

Twitterとは英語で「さえずり」や「無駄話」という意味があり、Twitterのアイコンがずっと青い鳥のマークなのも頷けますよね。

また、誰でも登録が可能で、何でも140字以内であれば呟いて良いという点がリリース当初は珍しく、流行った理由のひとつであると考えられます。

日本でも現在は数多くのユーザーが存在し、複数のアカウントを作ることが可能なことからアカウント数は増加し続けています。

Twitterの始まり

Twitterの始まりは2006年に遡ります。

2006年にアメリカ合衆国でTwitter社(元オブビアウス社)によってリリースされたアプリです。

Twitterを製作するにあたって関わった人物は四人います。

エヴァン・ウィリアムズ、ジャック・ドーシー、ビズ・ストーン、ノア・グラス。

この四人によってTwitterは製作されました。

このTwitterというサービスを作成するにあたって、ジャック・ドーシーは5年も考えを構想していたそうです。

「tweet」という言葉の意味は英語で「鳥のさえずり」という意味で、日本ではよく「つぶやき」と呼称されることが多いです。

自由に140文字のテキストをツイートできるSNSとして認識されていますが、Twitter社によると、TwitterはSNSではなく「今どこで何が起きているかを知るニュースメディアのように考えている」とのことで、この考えはアメリカのTwitter社の代表と日本のTwitter社の代表共に同じ考えだそうです。

ブログやSNSではなく、ニュースをいち早く知る場だと想定して作られているようですね。

また、2008年にはFacebookの創設者である、マーク・ザッカーバーグから約5億円での買収を持ちかけられたようですが、まだまだ自分たちで会社を成長させたいと考えていた当時のCEOはその破格の買収を断ります。

もし、この時点でTwitterがFacebookに買収されていたらと考えると、すごいですよね。

マーク・ザッカーバーグの先見の明には驚きが隠せません。

Twitterの日本での広がり

2008年に日本語バージョンのTwitterがリリースされ、徐々にユーザー数を増やしていきました。

そして、最初はPCからしか閲覧できなかったTwitterを2009年には携帯からも閲覧できるように変更し、2010年にはiPhone用にTwitterアプリをリリースし、その後Android用のアプリもGoogleと提携し、リリースされました。

2011年にはTwitter Japan株式会社を設立し、現在に至ります。

日本でリリースされた直後は、mixiが流行っていたり、ツイートする際に「〜〜なう」とツイートするなど、mixiとTwitterが混同している人も数多くいましたよね。

また、日本独特の現象なのですが、TVで「天空の城ラピュタ」が放映されると、映画内で発せられる「バルス」というセリフのタイミングで「バルス」と呟く人が数多く見られ、一度その一斉の呟きにより、Twitterのサーバーが落ちたことがありました。

Twitterの機能

Twitterには様々な機能がありますよね。どんどん変わっていく仕様についていけない、なんて人もいるのではないでしょうか。

プロフィール画像

以前はプロフィール画像を設定していない人の初期アイコンは卵でしたが、2017年からは人型の灰色のアイコンに変更されました。

また、初期のころはプロフィール画像だけだったのが、プロフィールのヘッダー画像も設定できるようになりました。

無理に設定しなくて良いものの、2つの画像を設定することで、より自分自身をアピールできるようになりました。

いいね機能

みなさんは昔のTwitterを覚えていますか??

いいねボタンの部分がハートではなく星型だったのを覚えていますでしょうか。

様々なアップデートがなされ、昔はいいねボタンが星型で「ファボ(Favouriteの略)」と呼ばれていたのですが、

現在ではいいねボタンがハートになり、「いいね」と呼ばれるようになりました。

フォロー、フォローバック、フォロワー

フォローした人にフォローされた際に「フォローバックありがとうございます。」などと、お礼を言う人がいますよね。時には、このお礼自体が煙たがられることがあるので要注意です。

また、たくさんのフォロワーがいる人は、そのフォロワーに対して質問を投げかけたりしています。

昔は、フォローバックされているのかどうかを確認するのが困難だったのですが、今は自分のフォローしている人の一覧を見ると「フォローされています」と灰色の文字で表示される仕様に変わっているため、確認がしやすくなっています。

ミュート、ブロック

ブロックという「このアカウントをもう見たくない」などの理由で完全にTwitter上での関わりを断絶する機能が備わっています。

昔はブロックの機能しかなかったのですが、今では「ミュート」という機能が追加されており、「ブロックするまでではないけれど、ツイートが多いのであまり見たくない」など

「実際には友達だけれど、Twitter上ではあまりツイートを見たくない」など様々な理由でフォローはし続けているものの、ツイートを表示させずに済むという機能が追加されました。

SNSで関わる際と実際に会って関わる際と、少し挙動が違う人も少なくはないので、この機能が追加された際に、少し喜んだ人もいると思います。

リツイート

リツイートには引用リツイートと通常のリツイート、2つがあります。

単純にリツイートをするだけではなく、何かコメントを添えてリツイートする際は引用リツイートを使用している人が多い印象です。

リツイートも引用リツイートも、自分のアカウントが非公開アカウントでない場合、相手のアカウントに通知されます。

Twitterの今後とは?

様々なSNSが増加したことにより、Twitterもアクティブなユーザー数が減少したのでは?と思う人も多いかもしれません。

しかし、Twitterは2019年2月の時点で、4500万人もの国内ユーザーを保有し意外にも流行であるように見えるInstagramよりも国内ユーザー数が多いのです。

Instagramの国内ユーザー数は2019年2月の時点で、2900万人だそうです。

やはり、Instagramのように写真のビジュアルを重視するのではなく、文面でリアルタイムを発信するというのは日本人の性格にとても合っているのかもしれませんね。

また、Instagramではあまり見かけないような、少し年代の高いユーザーが多いのもTwitterの特徴で、普段の生活では関わることのない人たちのリアルタイムな生活を覗けたり、気軽に交流できるのがとても良いですね。

日本ではまだまだInstagramよりもTwitterの方が人気ですし、これからもユーザー数を伸ばして行くのではないでしょうか。