【今さら聞けない】ハッシュタグって何で重要なの?

Twitterから始まり今年で10年目を迎える「ハッシュタグ文化」。
「#(シャープ)○○」と入力すれば、そのハッシュタグを使っている投稿をソートできるという便利な機能というのはみなさんご存知だと思います。そして2010年10月にリリースされたInstagramでは、このハッシュタグの使い方はTwitter以上に重要視されています。
でもなんでこんなに皆こぞってつけるのでしょうか?今回はInstargamのハッシュタグの重要性について、ご説明します。

まずはInstagramの検索機能をおさらい!

例えば、「読書」をInstagramで検索してみます。すると以下の検索結果がでてきます。

左のタブから説明すると、

【上位検索】
自分のアカウント内で、過去に検索した内容を踏まえて「あなたのアカウント、よくこのユーザーやハッシュタグ見ているよ!」と“読書”が入ったアカウントや場所、ハッシュタグをサジェストしてくれます。

【ピープル】
アカウント名やアカウントの紹介部分箇所に、“読書”と入っていれば、ヒットします。
表示される順番は、自分のアカウントがよく検索するユーザーを上位表示してくれます。
(個人的には今まで交流のないアカウントが上位表示してくれたほうが嬉しいのですが・・・)

【タグ】
“読書”が含まれる、ハッシュタグが検索されます。

【スポット】
“読書”が含まれる場所の住所が表示されます。この場合は読書カフェなどが対象になります。

ここでInstagramではキーワード検索が出来ないことに気づかれると思います。例えば、Twitterでは検索ボックスに“読書”といれれば、本文中に含まれる“読書”というワードにヒットします。

Instagramでフォロワー以外のリーチを狙う場合、アカウントの説明文・ハッシュタグ・場所の入力のみがその手段になるのです。

その中でもハッシュタグが特に重要視されるのはなぜか?

アカウントの説明文はそんなにコロコロ変えるわけでもないですし、しかも検索に引っかかりやすいようにさまざまなワードを入れ込んでいるとちょっと怪しく写ってしまいます。そして、場所の場合は1投稿に1つしか入力できません。

写真を撮った場所の設定は、1つしか設定できません。

しかし、ハッシュタグは1投稿に何個も設定することができます。以前は31個以上設定するとアカウントが凍結されてしまうこともあったのですが、今はないようです。ただし「たくさんの人に見てもらって、言いねがほしい・・・!!」からと言って、たくさん付けると言いようのない怪しさが出てしまったり、決していい印象は与えません。ハッシュタグは写真に関係あるものを、適切に付けましょう。

Instagramのハッシュタグ独特の機能

そして、Instagramのハッシュタグには特徴的な機能があります。それはハッシュタグで検索したときに表示される「人気投稿」の表示機能です。

この「人気投稿」、一概にフォロワー数やいいね数が多ければいいってもんじゃないようですが、表示のアルゴリズムは公表されていません。
ハッシュタグを検索したときに、この9マスに表示されるのはかなり高いリーチ数が狙えます。ここに出ない投稿は下の「最新」箇所に時系列に並べられるので、“#読書”が付いた投稿が増えれば増えるほど下に流れてしまうのです。

 

まとめ

Instagramはキーワード検索ができないので、ハッシュタグで訴求する必要があることをご理解いただけましたでしょうか?
冒頭に「ハッシュタグが重要視されている」と書きましたが、投稿の本文やコメントが検索対象外になっている以上、ハッシュタグでよりたくさんの人へリーチを促す必要があるわけです。

次回はハッシュタグの仕組みと、今回ご紹介したハッシュタグの“人気投稿”のアルゴリズムについてまとめる予定です。