2010年からサービスを開始したインスタグラム。
今ではTwitterやFacebook、LINEのようにInstagramは生活する上で欠かせないサービスになりました。
2014年から日本語版がリリースされ、2018年までで国内のアクティブユーザーは2900万人にもなっています。
2017年には「インスタ映え」という言葉が新語・流行語大賞に選ばれました。
また、「インスタグラマー」という単語も浸透し、
フォロワーの多いアカウントのことを「インフルエンサー」と呼称するようになりました。
今回はそのInstagramがこれまでにどのように進化していったのかを振り返ります。
目次
2010年のインスタグラム
2010年10月にアップルストアにリリースされたインスタグラム。
当時は真四角の写真をただ載せるだけのサービスであったのにも関わらず、
ユーザーは同年の12月までに100万人を突破。
LINEのリリースは2011年なので、LINEよりも早く生まれたサービスです。
Twitterは2006年に生まれたサービスですが、インスタグラムと違い、テキストがメインであったためユーザーの住み分けが可能でした。
また、Facebookと違い気軽に画像だけを載せられることからユーザー数が増加していきました。
2011年のインスタグラム
2011年に入り、アクティブユーザーが1000万人を超えたインスタグラム。
新しい機能「ハッシュタグ」を導入したことにより、ユーザーとユーザーの繋がりが生まれた。
自分と同じ趣味の人を見つけたり、普段関わらないような人の投稿を見れることが利用者の満足度に影響しました。
2012年のインスタグラム
Facebook社に買収される。
Facebookの傘下に入ることにより、FacebookユーザーとInstagramユーザーが連携されることにより、
精度の高い広告を出稿することができるようになりました。
現在でも、InstagramがFacebookの傘下であることを知らない人もいるのではないでしょうか?
Facebookに買収された後、Instagramはアンドロイド向けのアプリの開発し、リリースしました。
2013年のインスタグラム
2013年にはスマートフォンからのInstagram利用者がTwitterの利用者を上回りました。
また、最大15秒までの動画を投稿することも可能になりました。
2014年のインスタグラム
2014年2月に日本語版がリリースされました。
全世界でのアクティブユーザーが1億人を突破!
2015年のインスタグラム
日本国内でのアクティブユーザーは810万人になる。
日本国内でもInstagramで広告が配信できるようになる。
2016年のインスタグラム
日本国内でのアクティブユーザーが1600万人に増加。
全世界ではユーザーが5億人を超える。
米国では試験的に20ブランドを対象に、インスタグラムの投稿から商品を購入できるシステムを開始。
タイムラインの投稿を時系列順ではなく、そのユーザーが好むと思われる投稿から表示されるアルゴリズムを開発し導入。
また、インスタグタムストーリーズという機能を追加しました。
ストーリーズは24時間で見れなくなるため、気軽に投稿しやすく、更にアクティブユーザーが増えました。
2017年のインスタグラム
ハッカー集団により、600万の個人情報が流出。
日本国内でのアクティブユーザーが2000万人を超える。
全世界ではアクティブユーザーが8億人を超えました。
2018年のインスタグラム
2018年6月にIGTVというアプリをリリース。
IGTVはインスタグラムの動画に特化したサービスで、ストーリーとはまた別で、
動画だけをTVのように見ることができ、ストーリーよりも長い動画を投稿することが可能。
そして、遂に日本国内でもインスタグラムから直に商品を購入する機能が追加されました。
ネームタグというQRコードのように、タグをスキャンすると簡単にフォローができる機能も追加されました。
また、ストーリーズを親しい友人だけに公開できる機能も追加されています。
今までのインスタグラムとこれからのインスタグラム
初期の頃のインスタグラムは知り合いや友人など身近な人たちと繋がることが主なツールでしたが、
現在はハッシュタグそのものをフォローすることができたり、同じ趣味の人と繋がることで
新たなコミュニティが生まれています。
ダイレクトメッセージの機能が生まれたことで、知らない人とも気軽にやり取りができるようになり、
身近な環境にいない人とも交流ができるようになりました。
2019年もインスタグラムは様々な進化を遂げ、様々な人に影響を与え続けるでしょう。
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