若者に対してはCMだともう効果がない?流行に合わせたブランディングとは

最近、若い人たちの中でTVを持っていないという人が増加してきています。

これは、若い人たちがバラエティ番組やドラマに全く興味がなくなったというわけではありません。

NetflixやHulu、Amazonプライムビデオなどのネット動画配信サービスが普及したことにより、家にTVがなくても、スマートフォンやパソコンで映像を楽しむことが可能なのです。

本来、最も効果的であると考えられていたTVCMの効果が、それが原因で下がってきているのです。

では、企業はどういったアプローチで宣伝していけば良いのか?

流行に乗っ取り、ブランディングをしていくことが若者に向けた最適なアプローチだと思われます。

マーケティングにおいてのブランディングとは

マーケティングする上で重要視したいのは自社のブランディングです。

ブランディングとは、自社が世間の人たちにどのような目で見られているのか、評価されているのかを、自分たちで考察し、自社のイメージを作り上げることです。

顧客は想像以上に会社に対してのイメージを重視して商品やサービスを選んでいます。

それは、その会社のロゴやイメージカラーや周りの人たちからの口コミなど目にするもの、耳にするものなど様々なものから影響を受けます。

ブランディングで効果のあった事例

BOTANIST

みなさんはBOTANIST(ボタニスト)という商品をご存知でしょうか?

株式会社I-ne(アイエヌイー)が販売している商品です。

主にシャンプーやボディーソープなどの商品がメインですが、現在ではカフェも開店するなど、幅広く展開をしています。

実は、このBOTANISTという商品はTVCMを全くしていないんです。

Instagramでのブランディングをいち早く取り入れたことにより、口コミなどでどんどん人気を伸ばしていったのです。

BOTANISTという商品の世界観を完璧に作り上げ、それに沿ったビジュアルしか投稿をしていません。

また、TVCMなどの大々的な広告よりも、Instagramの方がより身近に商品を感じられます。

実際に、BOTANISTは台湾や中国でも販売をしており、写真のイメージで商品の良さが伝わるため、

わざわざその国々に合わせた言語で投稿しなくても、充分宣伝効果があるようです。

ブランディングの重要さ

今後、InstagramなどSNSによるデジタルマーケティングが有効になっていくため

統一感のある投稿、作り上げられた世界観などがマーケティングをする上で最も重要になっていきます。

人は想像以上に物事に対するイメージが購買意欲に影響します。

今一度マーケティングをする際にブランディングの見直しをしてみてはいかがでしょうか?