snapchatというアプリは2011年7月にリリースされたアプリです。
若者の間で流行り、友達同士でsnapchatを送り合うのがブームになりました。
海外でも日本でも、多くの人に流行り「snapchatのID教えて」といったように、LINEを交換する事と同様の流行り方をしていました。
しかし、2018年になってからsnapchatのユーザーが激減してきているのです。
みなさんは現在もsnapchatを利用していますでしょうか。
今回はそのsnapchatのユーザーが減少している原因について考察していきます!
snapchatとは
snapchatとは、友人や家族などに対して1秒〜10秒の時間を設定し、写真を共有できるアプリです。
限られた時間だけ表示され、その後は見れなくなるというのが最大の特徴です。
また、共有された写真をスクリーンショットで撮影した場合、送り主に通知が行くというのも特徴です。
流行のピーク時にはデイリーアクティブユーザーが1億9100万人もいたsnapchatですが、デザインの変更や、情報漏洩などの影響もあり、どんどんユーザーが減少してきています。
Instagramのストーリーズに人気を奪われる
snapchatの後から登場した、Instagramストーリーズ。
こちらもsnapchatと同じように、写真や動画にテキストやスタンプを貼り付け24時間限定で公開されるというものです。
元々、写真の投稿のみだったInstagramですが、ユーザー数が多かったため瞬く間にInstagramストーリーズは流行しました。
似たような機能、似たような設定であるsnapchatとInstagramストーリーズは正しく競合となるのですが、Instagramストーリーズの方が人気が出てしまい、それもsnapchatのユーザー減少に対して影響を与えています。
しかし、逆に「Instagramには綺麗なものしか載せてはいけない」という風潮を感じ、あえて身内でだけsnapchatを使うというユーザーも少なからずいるようです。
何気ない日常であったり、身内ネタを送り合うといった小さなコミュニティで使用するには未だにsnapchatの方が有効であるかもしれません。
Instagramストーリーズは設定をしないとあらゆる人に見られますし、24時間で消えるとはいえ、身内ネタのような軽い内容は載せ辛い雰囲気があるかもしれませんね。
snapchatは起死回生のためにAmazonとの提携を試みている
snapchatはAmazonと提携することにより、snapchat内で出てきた商品・流れている曲などをそのままAmazonで購入するというサービスを考案しています。
また、犬用のARフィルターを導入するなど、様々な改善策を行っています。
Snappablesというゲームプラットフォームを開設するなど、新たな試みにも挑戦しています。
それでも尚、snapchatは危機に瀕している?
Instagramストーリーズやsnapchat同様、WhatsAppが今後数時間で消えるようなシステムを導入すれば、snapchatは更に追い詰められ、2020〜2021年の間に資金源が底を尽きそうなため、買収されるかどうかといった瀬戸際に立たされる可能性はまだまだ拭いきれません。
しかし、まだまだユーザー数の多いsnapchatですから、現在は若い層に向けたアピールを行い、ユーザー数の再増加を計っています。
中高生の間でまた流行するように施策を行っているそうです。
これからどういったマーケティングをし、ユーザーを伸ばして行くのかを追っていきましょう。
ハッシュタグ分析ツール「hashout」